鹿児島大学医学部医学科基金

鹿児島から人間性豊かで人と地域、世界のために最善の医療を実践できる医師養成のために

 鹿児島大学医学部医学科では、「人間性豊かな」、「地域に貢献する」、「研究心旺盛な」、「国際的視野に立つ」の理念に基づき、意欲にあふれる学生諸君に対して、十分に計画された講義・実習での学習やサークル活動などの課外活動を通してお互いに切磋琢磨し、医療人として必要な基本的知識、技能、態度を修得することのできる環境を提供するとともに、人間性豊かで使命感にあふれ、国際社会においても卓越した貢献をなし得る医師及び医学教育者・研究者を育成しています。
 これらの医学教育の遂行のためには、学外での離島実習をはじめとした実習や医師国家試験に向けての全国統一模擬試験等の受験費用の中で、部分的に学生の自己負担を求めざるを得ない現状となっています。
 この度、医学教育にかかる経費に充てることを目的とした基金を創設することとしました。この基金は、医学教育における学生の自己負担分を可能な限り減少させることを目的としておりますが、継続的な支援を進めるために、関係の皆様方からのご寄附を募り、運営したいと考えております。
 鹿児島大学医学部医学科の教育の充実発展のために、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

鹿児島大学医学部医学科長
橋口 照人 

基金の使途
対象事業 内容
医学部医学科の教育研究の充実に関する事業 医学部医学科学生の実習や成績評価に関する基盤整備等
医学部医学科の施設および環境整備に関する事業 医学部医学科の教育活動環境の整備等(実習室及び実習機器ほか)
医学部医学科の地域または国際医療人の育成に関する事業 医学部医学科の医療人材育成に関する各種研修および海外短期研修に関する支援等
その他この基金の目的達成に必要な事業
※上記のほか、鹿大「進取の精神」支援基金の管理運営を円滑に行うことを目的として、本基金に対する寄附金の一部を鹿大基金の全学共通経費として使用させていただきます。

寄附金による税制上の優遇措置

  1. 所得税の控除: 所得税法により、その年に支出した寄附金の額(所得の40%が限度)から2千円を引いた額を、所得税の課税所得から控除することができます。本学より入金後に発行する「寄附金領収証書」を添えて、確定申告をしてください。
  2. 住民税の軽減: 平成20年度の税制改正により、個人住民税の寄附金控除制度が拡充され、自治体が条例で指定した寄附金が新たに控除対象となりました。2千円を超え総所得金額等の30%までの寄附金額に対して、都道府県は税率4%、市区町村は税率6%を乗じた額が控除されます。本学は、現在、鹿児島県鹿児島市から「控除対象となる寄附の相手先」の指定を受けております。鹿児島県・鹿児島市以外の自治体につきましては、各自治体へお問い合わせください。
 ご寄附者様が法人の場合

  法人税法により、寄附金の全額を損金算入することができます。

 寄附金の受入れの制限

  次に該当する寄附金は、受け入れることができません。

  1. 寄附金により取得した資産を寄附者に無償で譲与すること。
  2. 寄附金による研究の結果、特許権又はこれに類する権利が生じた場合、これを寄附者に無償で使用させ、又は譲与すること。
  3. 寄附金の使用について、寄附者による財務監査が義務づけられているもの。
  4. 寄附金を受入れた後、寄附者が自己の意思により寄附金の全額又は一部を取り消すことができるもの。
 ご寄附をいただいた方の顕彰

 鹿児島大学医学部医学科基金へご寄附をいただいた皆様には、領収書とともに鹿児島大学長よりお礼状をお送りいたします。また、ご芳名および寄附金額を医学部ホームページに掲載いたします(ご芳名および寄附金額の掲載にそれぞれ同意された方に限ります)。

 ご寄附の手続き

 鹿児島大学医学部医学科基金へのご寄附は、「鹿大『進取の精神』支援基金」の制度を通じてお手続きいただきます。専用ウェブページからお申し込みいただきますと、クレジットカード/コンビニエンスストア/インターネットバンキング(Pay-easy)等の支払い方法を選択できます。
 → 「鹿大『進取の精神』支援基金」ご寄附のページ

 お問い合わせ先

 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科等事務部 総務課財務係
 〒890-8544 鹿児島市桜ケ丘8-35-1   電話: 099-275-6097