看護学専攻の先輩からのメッセージ

 

夢だった看護の道

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僕は男子看護学生です。男子はまだまだ少ないですが、少ないがゆえに男子の先輩とのしっかりとしたつながりがあります。かっこいい先輩、やさしい先輩から多くのことを学んでいます。

また看護を学んでいくなかで、チーム医療や在宅医療といった医療分野のみならず、地域包括ケアを基盤とした地域づくりで看護の力が求められていることを知りました。鹿児島大学には地域医療はもちろん、島嶼へき地医療、さらには防災・減災の視点などからも医療、看護について考える土壌がそろっています。他大学では学べない、鹿児島だからこそ学べることがあると確信しています。

僕は関西出身ですが、鹿児島大学で学んだからこそ、そうした分野に生かせる知識・経験を身につけ卒業したいと思っています。さらには本学の理念である「進取の精神」を身につけ、鹿児島、日本、アジア、そして世界の課題に果敢に挑んでいける人材になりたいです。

 

2年生 Wさん


地域看護を学ぶことの意味

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私は看護を学ぶ上で、退院後に患者さんが帰る地域でどのような看護を行っていくかを学ぶことが、一人一人の対象の方を支えるために必要であると思います。これは地域看護といわれる分野です。

地域看護と最初に聞いた時、何のことだろうと思いました。地域看護は学べば学ぶほど奥が深く中々答えが出ません。言葉にすることが難しい学びが多くあります。その学びを学生間で考えることはもちろん、多くの助言をくださる先生方と共に考えることでさらに学びが深まります。その奥深さが面白くこれからも学び続けたいと思える分野です。

鹿児島県は多くの有人離島があるため、離島での実習を通して独特の文化に触れることができます。この恵まれた環境で学んだことを、看護職として働いていく中で活かしていきたいと思います。

 

4年生  Kさん


学生時代の経験が看護師としての財産

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鹿児島大学には、看護師になりたいという志を持って入学しました。具体的に看護を学ぶにつれて、その責任の重さを感じ、私につとまる仕事だろうかと、不安な気持ちが大きくなっていきましたが、相談できる先生方や同級生に支えられ、無事卒業・就職できたと思っています。

今は認定看護師の資格を取得し、活動しています。認定看護師となったことで、仕事の内容も多岐にわたるようになりました。文章の作成や、講演をする機会が増えましたが、先生方が在学中にくださったアドバイスや、授業で学んだことが、様々な場面で活かされています。

また、学生時代に病院実習のみならず地域や離島での実習など、様々な経験が出来たことは、自分の中でとても大きな財産となっています。鹿児島大学で学ぶことが出来て、本当に良かったと感じます。

 

2期生 Nさん(平成16年卒業)


自然の多い広々としたキャンパスにあり、のびのびと授業を受けています。各分野専門の先生の授業を受け、自分が興味のある分野について深く学び、看護や保健についてはもちろんのこと、これからの人生に必要なたくさんのことを得ています。またアルバイトやボランティア活動などを通して視野を広げたり、色々な人との出逢いを通して自分自身を見つめたりすることで、自分自身の価値観を築き、大いに成長することができると思います。

在校生 Aさん


 病院実習を乗り越えられるのか心配でしたが、隣接する附属病院には卒業生が多く勤務されており、安心できる環境で実習ができました。また看護師さんが、学内の看護技術演習から指導に関わって下さるので、実習場でも自分が習った看護師さんがいるという安心感がありました。友人と励ましあいながら記録を行い、困った時には、先生方がこまめに相談に乗って下さっています。そのおかげで、病院実習はとても充実していました。            

在校生 Cさん


私は、鹿児島大学で多くの友達や先生方と出会い、楽しく大学生活を送っています。実習では、看護師になるための技術だけでなく、チーム医療の中での看護師の役割や患者さんに対する「思いやりの心」、「看護師の魅力」を学ぶことが出来ました。また、鹿児島大学は離島実習を選択でき、大自然に触れながら、離島における看護を学べることも魅力です。

在校生 Dさん


私にとっての大学生活は、出来るものならあの頃に戻りたいと一生思い続けるであろう、有意義な4年間でした。大学生としてサークル活動やアルバ イトをしながら、看護の基礎を一から学び、その奥深さと楽しさに触れて「看護師になりたい」という思いが強まりました。実習では、未熟な自分に 悩みましたが、その時の経験があるからこそ、今の自分があります。
大学時代に得た一番の宝物は、大好きな友人と尊敬する恩師という存在です。嬉しいことや楽しいこと、辛いことや嫌なことも、大学時代と変わらず共有できる友人や、いつでも相談したいと思える恩師の存在に支えられています。

9期生 病院勤務看護師(平成22年度卒業)


私は、学生時代の離島実習・地域実習・在宅看護の講義を通して、在宅看護に興味を持ち、現在は訪問看護師として働いています。訪問看護は一人で 自宅へお伺いし、その方が安全・安楽に生活していけるようケアを行います。とても難しいですがやりがいのある仕事です。また今の職場は、人と人の つながりを大切にするすばらしい環境であり、その中で成長できることに喜びを感じています。しかし、この道に進むことを決めるまでにはすごく苦労 しました。そんな時、先生方は一緒に考えてくださり、きちんと話し合う中で「大丈夫」と言ってくださいました。そのおかげで私は今の会社に入社し、 最短で訪問看護師になることができました。鹿児島大学は、充実した講義・実習・先生方のサポートで、自分の夢に近づくことが出来る場所です。             

8期生 訪問看護師(平成21年度卒業)


鹿児島大学の良さは、先生方から専門性の高い知識や技術を教わることができること、共に学ぶ仲間が多いことだと思います。友人たちの様々な看護観 に触れ、自分の看護観についても深く考えることができ、勉学においても切磋琢磨しながら励むことができました。私はこれまで、3回職場を変わる機会 がありましたが、どの職場でも学生時代に学んだこと、考えたこと、築いていた人間関係が活かされるのだと実感しています。そして今は教える立場とな り、また違った視点で学生時代のことを思い出します。ぜひみなさんも、ぜひ4年間で多くのものを得てください。

7期生 看護大学教員(平成20年度卒業)