鹿児島大学医学部保健学科のご紹介

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鹿児島大学
医学部保健学科
学科長 米 和徳

 鹿児島は、日本列島の南に位置し、アジア、太平洋の諸地域に向かい合う、海と火山と島々からなる豊かな自然環境に恵まれた地です。鹿児島県には多くの離島があり、その数は605島では全国2位、離島人口では全国1位の地域特性を有しています。また鹿児島県は “高齢化先進県”であり過疎による限界集落も増加しています。離島や山間へき地には無医地区も多く存在し、日本が抱えている少子高齢化、医師や医療資源の不足・偏在化などの諸問題を、他県に先駆け経験しています。このような地理的特性を踏まえ、鹿児島大学は、幅広い教養と高度な専門的知識・技能を身につけ,諸課題を発見・探究・解決する能力を育む教育を行っています。また、豊かな人間性と倫理観を身につけ,向上心をもって自ら困難に立ちむかう態度と、地域における活動に積極的に関わり,社会の発展に貢献できる行動力を養うことを目標にしています。

 鹿児島大学医学部保健学科には看護師、保健師を養成する看護学専攻と理学療法士を養成する理学療法学専攻、作業療法士を養成する作業療法学専攻の3つの専攻があります。規定の単位を修得し卒業すると、これらの国家試験を受けるための受験資格が与えられます。当保健学科の教育の特徴としては早期医療体験学習、学外での臨地・臨床実習、問題解決型の授業及び診療参加型の臨床実習等があげられます。また、「地域医療を担う医療人の養成」のために、離島医療に関する授業と実習を入学から卒業までの期間に段階的・継続的に行っています。鹿児島大学医学部・歯学部附属病院の有する霧島リハビリテーションセンターと連携した理学療法学・作業療法学についての教育研究も特色の一つです。また、チーム医療推進の為に、3つの専攻が合同でチーム医療に関する講義、実習を1年時から4年時まで各学年で行っています。

 平成26年度からは「地域での暮らしを最期まで支える人材養成 ─離島・へき地をフィールドとした教育プログラム─」が文部科学省の課題解決型高度医療人材養成プログラムに採択され、島嶼・地域ナース育成センターを立ち上げています。このプログラムは超高齢化社会において病院から地域での暮らしへの場へ医療看護を提供できる看護師を養成する卒前・卒後の一貫した教育プログラムであり、学部学生、社会人を受け入れて教育を行っています。

 グローバルな視野をもち,国際社会の発展に貢献できる実践的な能力を育むことも目標にしており、米国や韓国など海外の大学・医療施設への教員・学生の派遣、JICA短期ボランティア制度を利用したペルーの障害者スポーツ大会の介助・指導に教員・学生を派遣するなど広く世界に目を向けた活動を行っています。

 看護師・保健師・助産師などを養成する国立大学法人の看護系大学は全国に約43校、理学療法士・作業士を養成する国立大学法人の大学は全国約12校あります。この中で、鹿児島大学医学部保健学科は、学問の自由と多様性を堅持しつつ、自主自律と進取の精神を尊重し、地域とともに社会の発展に貢献する人材の育成に取り組んでいます。私たちの教育目標に共感し,それを実現できる基礎学力や考える力と意欲をもつ人 、人間としてのモラルを大切にし教養をより高めようとする人、知的向上心に富み専門職業人として社会に貢献することをめざす人、ボランティアやインターンシップをはじめ広く具体的体験に積極的に取り組む意志をもつ人の入学を歓迎します。鹿児島大学医学部保健学科で未来への扉を開ける力を養いませんか。

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