平成28年度 第4回 韓国中央大学校赤十字看護大学 学生交流プログラム 

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                                写真:介護老人保健施設 愛と結の街にて

看護学専攻  教授 丸谷美紀

本プログラムは、毎年行われ、夏には鹿児島大学看護学専攻の学生が、本学と部局間学術交流協定校である韓国中央大学校赤十字看護大学に伺い、冬には中央大学校赤十字看護大学の学生さんが本学にお見えになります。

今年度は、平成29年1月15日から22日に「第4回学生交流プログラム」が開催されました。Bu Kyung Park先生と6名の学生さんが本大学にお見えになり、各種プログラムに参加され、本学の学生・教員、施設利用者の方々と交流しました。

まず、看護学専攻では、本学学生と一緒に授業に参加したり、日本の伝統を楽しみました。

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          写真: 授業風景                                                             写真:   浴衣姿で

 

次に、大学病院では、災害への備え等を学んだり、看護師と共に病棟を見学しました。また、郡元キャンパスでは、中央食堂で学食を経験したり、共通科目で韓国語を履修している学生と交流しました。

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    写真: 中央食堂にて             写真: 韓国語を履修している学生と交流

 

さらに、学外の施設では、池田病院・鹿児島市南部保健センター・愛と結の街を見学させていただき、利用者の方とも交流を持たせていただきました。

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    写真: 池田病院透析室にて          写真: 鹿児島市南部保健センターにて

教員も研究内容を交流する時間を設け、Bu Kyung Park先生には思春期の肥満に関する研究を講義していただき、看護学専攻からは若松助教が産後うつに関する研究を報告しました。

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         写真:  Bu Kyung, Park先生による思春期の肥満に関する研究の講義 

 

中央大学校赤十字看護大学の学生さんは、日本と韓国の看護制度や文化の差を実際に見聞し、両国が学び合い、看護の発展に寄与して行きたいという意欲を示されました。

本学の看護学専攻の学生は、中央大学校赤十字看護大学の学生さんが、日本語も英語も堪能な方が多いことに大変刺激を受け、語学修得への意欲を高めたようです。

次年度以降も本プログラムは継続されますので、さらに内容を充実させていきたいと思います。